高齢出産は大変。出生前診断第二弾「妊娠中期胎児エコー(超音波検査)」

僕たちが前回のクアトロテストの次に受検したのが、「妊娠中期胎児エコー(超音波検査)」です。
この検査はすごくすごく精度の高いエコー映像をもとに、異常の有無を見る為のものです。
費用は7000円程でした。所要時間は1時間程でしたかな。

この検査はですね、後述するようにすごく有意義な検査ということにかわりないのですが、羊水検査を受ける予定があり、単に異常有無を知ることが目的の方にとっては必ずしも必要ではない検査です。
異常有無の検査が目的であれば、羊水検査が一番正確、それで事足りますので。

今回の主役あるエコー検査に話を戻します。

この高精度のエコー検査が受検できる病院というのはそもそも数があまり多くないようで、僕たちはかかりつけの産婦人科の先生に紹介状を書いてもらい、兵庫県宝塚市にある病院で受検しました。

このエコー検査の一番適切な時期は妊娠18週目あたり、とのことです。
どうやらそのくらいの時期が映像として一番良く映るようですよ。

小さい立体の我が子、そして性別が何となくわかる検査

なぜ僕たちがこの検査を希望し受検したのかといいますと、
  1.映像的に見て、異常の可能性が高くないかを診断してもらいたい
  2.立体的高精度の映像で我が子を見たかった、そして記録(写真)として欲しかった
  3.できれば性別を教えてほしい
です。

まず受検した本来の目的として、生まれてくる子の異常有無を映像として見てもらったのですが、結果は「異常ナシの可能性が高い」との診断でした。
異常(例えばダウン症)の疑いがある場合、手足の短さや鼻の形(低いなど)、小脳が小さい・・・
などが見受けられるということなのですが、エコー上そのような映像は認められないとの事でした。「異常は無いと思うよ、大丈夫やろ」と。

この言葉がどれほど僕達の励みになったか。先生が神様のように見えました。
神様のように見えた先生を僕は胴上げしたくなりました。

すごく色々と色々と説明してもらいました。そして、ここまで見るの?と感じてしまうくらい、本当にいっぱい見てもらいましたよ。
事前に異常がある場合の症状について、自分なりに勉強を臨んだのですが、ここまで詳しく見てもらえるのであれば中途半端な知識を蓄える必要はなかったとも思えましたもの。

脳の形状に異常がないか、鼻はちゃんとあり低すぎないか、手足の指はちゃんと5本あるか、頭や唇、心臓、血管、骨の長さや形状は正常か、血液の流れは順調か・・・、などといった実に細部にわたるさまざまな部分のエコー映像を分析し説明してもらいました。

僕たちの手元には、その時に撮ってもらった高精度エコー写真が40数枚あります。各写真に対して、どの部分の写真かなのかを先生にメモしてもらいましたが、達筆過ぎてもはや読むことができませんが、大切な宝物になりそうです。

↓こんな感じ↓

高精度エコーの写真

我が子が誕生し成長したら、この高精度エコーでとってもらったお腹の中の写真を、その子と一緒に見ることでしょう。

これらの分析の一環として、性別も教えてもらうことができました。それも唐突に。

先生の大変素敵なカメラワークが突然止まり、
「えーと、性別知りたい?・・・あ、知りたいんか。えっとな、男の子やわ。これこれ、この出てるの、お○んちんや。へへへ~。」と。
異常有無の診断が本来の目的だったので、すごくあっけない形で事実知ってしましました。
僕的には、儀式的な場を設けられた形で正式に告げられることだな。と勝手に重く考えてたので。

それはともかくですね、僕は男の子を熱望していたので、そのままコブシを突き上げて昇竜してしまうのではないかと思うほど嬉しかった。診断中なので天井を突き破ることも、キャッキャキャッキャと騒ぐこともできませんでしたが。
皆さんも性別が判明したらすごくうれしいと思いますが、この局面では昇竜する事もキャッキャ騒ぐこともできないと思います。なかなか自分の感情を抑える自信がない、というお父さんは以下の状態で臨んでください。

 ・なるべく3割減のキャッキャに抑える
  ⇒その程度なら、人に受け入れてもらえる。
 ・希望に対して根拠のない確信(男または女に決まっとる)を持つ
  ⇒確信をもっている分、的を得た時に高揚感を軽減できる
 ・自分は竜ではないので昇れない、と思う
  ⇒昇竜できなかったら、心配ナシ(3割減キャッキャのみ)

 

少々話が脱線してしまいました。

羊水検査を受診し結果を受けるまでは、正直、やはり確定的な気持ちにはなれませんでしたが、この高精度のエコー検査で「まぁ大丈夫とおもう」という診断をもらいひとまず肩の力が抜け、気持ちが軽くなりました。
費用としては7000円程なので安いとは言えませんが、僕達にとっては色々と有意義な検査と思えました。

 

それでは次は、(ほぼ)確定診断である「羊水検査」についてです。

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