批判、批判、批判

インターネットが発達したことにより、便利な世の中になったのは事実ですが、その反面、住みにくい世の中になったことも否定できません。
つまらない世の中のほうが適切ですか。


反町にいさんが繰り返し訴えてたポイズンの意味を今、省みる必要があるのかもしれません。

皆余裕あり?


ほんと批判の多いこと。蔓延してますね。

特に有名人が何かしたり言ったりすれば、すぐにネットが反応しますよ。批判が付いて回る。批判というかアゲ足とりというか。

僕には不思議でならないんですが、所詮は赤の他人でしかない芸能人や有名人などをチェックしまくったり批判したりする人って、相当時間や体力面で余裕があるんですかね。

芸能人などの有名人であろうが素人の人であろうが、アカの他人が結婚しようが離婚しようが不倫しようが、子が生まれようが、誰とどんな遊びをしようが何を発言しようが・・・
はっきり言ってどうでもいいです。

例えば僕は、妻子と自分の生活だけで精一杯。ネットであれこれと批判するような暇があったら、息子と遊びたいし明日の仕事にそなえて寝ますよ。

たまに人間としての容量が少ないのか、人間的な感情が欠落しているのかと不安になるけど、やっぱ他の事を気にする余裕なんてナイです。ほんとどうでもいいです。


もちろんニュースや面白そうな記事などは、一通り見ますけどね。

なんでそうなるんか


例えば、ある日の元アイドルママの育児記事に対して批判が殺到したという記事。

その元アイドルママはファンの方々に今日の出来事ということで「子供3人と出かけ、世話するのがすごく大変で疲れた」という主旨をSNSか何かで発信したんです。
ただそれだけです。

この方には小学校高学年と低学年、幼稚園児か小学1年生くらいの3人の子がいるようで、その子達の面倒を見てヘトヘトになったということなんですね。
それに対して、
「(ウチも)同じくらいの3人の子がいるがそのくらいの世話など余裕だろ」
「小学生なのに疲れるとかおかしい」
だのといった批判がネットユーザーから殺到したよ、というわけです。
ようするに「甘えるな」ってことです。あるいは「私はそんなに疲れなかったから疲れるのはおかしい」あるいは「私はそんなんで疲れないからお前よりエライ)」とマウント色が隠れてるようにも思います。


批判、いりますか。


なんでそうなるんか理解できないですが、「ふーん」とか「大変やったね」で済まないんですね。所詮他人の事、自分の事は大丈夫なんですかね。他人のこと監視したり批判する余裕なんかあるのかね。なんかこわいね。

たぶん、暇なんですよね。
それか自分が思い通りになってないための腹いせみたいなものか。自分の状況やスペックと比較して恵まれた人を、とりあえず蹴落としたいんだろよ。

ほんと批判されてる側にとっては「キリないからスルー」としたいでしょうね。

誰も得しない


もしかしたら本当に悪気などなく良かれと思ってるのかもしれないけど、仮にそうだとしても批判してる人ってその元アイドルママのこともその子達の事も何も知らないですよね。

知ってるつもりでも何もわかってないです。だって別の人間でしょ。
それと全く同じ状況を経験することは不可能だから。絶対に、何1つわかるわけがないんです。

本人が大変だと言うのなら、それは大変だったんだと思いますし、それでいいのです。

批判してる人の中には、同じくらいの歳の3人の子がいるという方が「私は大変じゃないから、それはおかしい」としてましたが、子育ての大変さというのは比べようのないことだと思いますよ。

自分の見渡せる範囲内のことが全てでありこの世の常識、と思ってる人なのかもしれません。少なくとも「小学生=大変じゃない」というのは明らかな間違いですね。大変と思わない人もいれば大変だと思う人もいますよ。
あたりまえのことです。


正義を掲げたり正当性を主張するのは気分が良いですよね。
でも他人の子育てなどを自分の経験や感覚、一般論で決めつけるのは違うでしょ。

こういうこと言う人ってたぶん誰かに認められたい、人の上に立ちたい人なんですかね。バカまるだし。

誰かに認められたいのなら、こんな情けないことをしなくても、他にもやれることいっぱいあると思います。こんなので得られる優越感は、現実がウソと教えてくれてるでしょ。
暇だからって他人を落とすんじゃなくもっと自分をあげるよう建設的なことをしよう。

・・・。

「お前も批判してるヤツ批判してんじゃん。」とブーメランが返ってきそうです。

僕も批判するのたぶんやめます。


さあ。
こんな誰も得しないことなんかやめて、僕と一緒に僕の畑を耕しませんか。

おわり。

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