言われる筋合い、ねーぞ。

僕の心の狭さをさらけ出すことになりますが、ちょいと言わせてもらってもよろしいですか。

 

 

生活の潤滑油

挨拶というのは素晴らしいですね。
生活をする上ですごく大事なことで、まるで潤滑油のような働きをします。

「おはよう、おやすみ、こんにちわ、こんばんわ、ありがとう、ごめんなさい」、「いってきます、いってらっしゃい、ただいま、おかえり、おつかれさま」など、挨拶というかコミュニケーション言葉ですか。

いいですね。

夫婦喧嘩の後でもどちらかが「ありがとう」「おやすみ」などと言えば、多くの場合は終息に向かうものです。

 

でも例外もあるぞ

しかし残念なことに、一部例外的にこれらの言葉をかけられるとイラッとすることがあるんです。
こんな素晴らしい言葉をかけられてイラッとすることがね。

それはある立場の人間からの「いってらっしゃいませ」「おかえりなさいませ」「お疲れ様でした」。

 

筋合いないだろ、どう考えても

例えば、
妻や息子に「いってらっしゃい」や「おかえりー」と言ってもらえると元気が出る。

ご近所さんに言ったり言ってもらえたりすると、それは気持ちが和む。

通りすがりの人に言われたら清々しいし、気持ちの良い人だなと見習いたい気持ちにもなる。

店員さんや駅員さんに言われたら、仕事頑張ってるな、挨拶はやっぱいいもんだと改めて思ったりもする。

もちろん仕事上でもそう。
あるのとないのとでは職場の雰囲気に影響するように思います。

でもね、

選挙の立候補者から、駅の前で「いってらっしゃいませ」だの「おかえりなさいませ」だの「お疲れ様です」だの「お勤めご苦労様です」だのって言われると、ほんとにムカッとくるんです。
作った笑顔で顔を見ながらで言われると、特に。

なんでお前が言ってくるんか。よくもまぁ気安く素晴らしい言葉を垂れ流して。

だれもお前のために行くわけじゃないし帰ってきたわけじゃない、働いてるわけじゃないからな。

わかりませんかね。
まぁわかってもらいたいなどとは思いませんが、心の狭い僕は選挙前になると1日1度や2度はムカッとしてるわけです。

言葉の性質を考えろ。お前らの立場で言うなよ。
まぁ僕自身も性質だとかそこまで考えてないかもしれないけど彼らが発するのは、やっぱ違うと思ってしまいます。

おわりに

イラつく理由はだいたいわかってます。

たぶん選挙前のあの必死さが嫌なんです。
それと期間限定のへりくだった態度が。

いいかっこすんの今だけだろと。
その笑顔とテンションうぜえと。

あと、何の工夫も何の苦労もない「朝夕の挨拶」だけで顔を覚えてもらおうという薄っぺらい考えだよ。
それだったら若いとか老齢とか関係なく、ネットを駆使してる人のほうがよっぽど考えてるとも思ってしまうけどな。

選挙関係なく定期的に挨拶してるんなら別かもね。
ボランティアのおっちゃんやおばちゃんとかPTAの親御さんなどに同じことされたらまったく違う、なんか清々しい気持ちになりますから。

どこ向いてるかわからない気持ちの悪い挨拶なんかより、ピリッとスパイスのきいた立ち漫談でもかました方がよっぽど有意義だよ。

たぶん誰も立ち止まらんと思うけど。

 

 

 

おわり。

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