17年2月中旬。
我が家の完成まで残すところあと1ヶ月になる頃、上棟式を行いました。
上棟式とは
新築の柱などの基礎構造部分が完成した段階で、大工さん達に感謝の意を伝える為に行われる行事です。
この上棟式も地鎮祭と同じように施主の意向により規模や費用は大きくかわってきます。
しっかりガッツリやるとなると建築に関わった方々や知人などを招待し食事やお酒を提供(大宴会を)したり、引き出物を配ったり、ご近所さんにも声をかけて餅撒きなども行われるようですよ。それとは反対に上棟式自体を省略する人もいるようですが。
詳しくはここ。
僕たちの上棟式
上棟式も地鎮祭と同様、予算の都合により簡略バージョンにしました。
上棟式の簡単なセットやお清めの為のお神酒は不動産屋さん(RSHさん)が用意してくれたので、費用としては現場監督さんと大工さん達への感謝の気持ちを込めたご祝儀だけです。
ご祝儀以外でこちらから持参したのは、塩とお米。これらは家で使ってるのを一掴み程ずつタッパーに入れて持っていきました。あと差入れ用のコーヒー。
それと地鎮祭の時に使った氏神様の御札です。御札は敷地内の良い場所に埋めて家を護ってもらいます。
持参したのはこれだけ。
さて上棟式ですが、上棟式セットが設置されている部屋に関係者が全員集まり、不動産屋さんの発声で開始されました。
お決まりのセリフや言い回しがあるようですね。
次に、お神酒や持参した塩やお米を持って家の四方を清め、「我が家を護って下さいませ。」と気持ちを込めてお札を地中に納めます。
そして骨組みと仮壁だけの我が家を説明してもらいながら見て廻り、気になる部分は要望を伝ていきます。
締めに施主である僕のあいさつ、これで上棟式は終わりです。
あいさつといっても大したものではなく、大工さんをはじめとした関係者の方々に感謝の意と安全第一をお願いさせてもらっただけです。
時間にして二時間くらいでした。
ちなみにお祝儀の金額ですが、相場では現場監督さんには10000円~50000円、大工さんなど作業してくれる方々には5000円~10000円くらいのようです。
恥ずかしながら僕はそれぞれの相場の一番安い側のお金を包ませてもらいました。缶コーヒーは五回ほど差し入れましたけどね。
上棟式、次に家を建てる時はもっと盛大にやりたいです。特に餅撒きはご近所さんをいっぱい招いてしてみたい。
小学校の頃はね、三重県の志摩市で年に数回は行ってました。
餅だけじゃなくお菓子や日用品、現金などがばら撒かれます。もう取り合いというより戦いですよ。
人でごったえす中、ヒラヒラと枚落ちる千円札をゲットしたものならその日はヒーローです。「選ばれし者(何にかはわからんけど)」です。
でも、その代わり当分の間はお小遣いが貰えなくなると言う、訳のわからない仕組みがあるんですが。
当時は何のイベントなのかもわかってなかった”餅撒き”、いや、上棟式は憧れです。
さて。
新居の引渡し日が来月末に決定しました。
これからも引っ越し準備などで忙しそうです。
おわり。