契約後、正確に言うとそのちょっと前からになりますが、そこで待っていたのはショールームを見て廻る日々でした。これらを見てまわり、家のインテリアやエクステリアを選択していきます。
不動産屋さんのRSHさんに予約を取ってもらい、本当毎週のように行きました。
ショールームに行くときは念のために家の図面は持参して行きましょう。その時点で一番正確な一番情報量の多い図面が良いです。
ショールームでは間取りや寸法などの情報は絶対に必要になります。
基本的には不動産屋さんからメーカーに送ってくれるかもしれませんが、送ってくれてない場合は手元に情報なし。詳しい話が出来ずどうしても保留が多くなり再訪問にするはめになるなど手間です。
ショールームでは最低でも二時間くらいはガッツリと説明を受けながら見て廻る事が多いから、小さな子がいるとなかなか大変です。
オムツを代えたりミルクやおっぱいもあげなきゃだめだし、うちの子はこの当時生後6ヶ月頃でだっこをしてないと泣くから、ずっと抱っこしながら廻りました。
さて。
ショールームの事ですが以下、僕が行ったメーカーです。
パナソニック
ショールームは梅田グランフロント南館にあります。関西の人であればご存じあの建物の右側。
JR大阪駅からスッといったところ、阪急からはサササといって一旦外出てからスッです。
初めて中に入ったけど結構人が多い。家建てる人やリフォームする人は多いんですね。ベビーカーは遠慮しないとって思うほどの人でしたよ。
ここではキッチン、風呂・洗面所、トイレ、床材、ドア、靴箱などを見ていきます。
いや~・・・
こういうの迷うんです。
特に床材とかドアは機能面でなく見た目で選ぶことになるから、あっちもいいけどこっちもいい、床をこれにするとドアがシックリこない、みたいになるから相当迷いました。
まぁ大半は妻に丸投げさせてもらいましたが。
ここはお茶のサーバーが置いてあり無料で飲めます。こういうのありがたいんです。
迷いに迷ってムキィィィってなったら頭の中を整理するために一旦お茶でも飲んで、一息付きませんかね。
あ、授乳室も2部屋あるので少し安心です。
TOTO
梅田阪急ビルオフィスタワーの20階にあります。どでかいエレベーターのあるあのビルです。
ここではキッチン、風呂・洗面所、トイレなどの水回りを見ます。
TOTOであればトイレは文句ないですね。
なんでも今はかなり節水仕様になってて、使用する水の量は古いトイレの半分程とのこと。念願のシャワートイレもいい仕事をしてくれそうです。
TOTOはトイレのイメージだったから「(トイレの)TOTOのキッチンだと?」と少し抵抗みたいなのがあったけど、結構クオリティーは高いです。さすが水回り専門家。
僕の目にはパナソニックのキッチンと比べても遜色ない。特にこだわりがないなら両方共良いです。
TOTOでは台所の足元のスイッチをキックすることで水を出したり止めたりできる機能がオプション(追加費用)であったから付けました。
あと、風呂。
「ほっカラリ床」って知ってますか。
柔らかく冷たく感じない材質を使った床があるんですが、風呂はどうしてもこれにしたかった。これがあったから水回りはTOTOを選択したといっても過言じゃないな(※1)。
もちろんこれもオプションですが、掃除も楽だし床の乾燥が速く、翌日にはだいたいカラリです。
(※1: 水回りはメーカーを統一させる必要がありました。例えば風呂はTOTOでキッチンはパナソニック。ということはできないんです。なんじゃそら(汗)ですけどね。)
ダイケン
ここも梅田阪急ビルオフィスタワーの20階で、 TOTOと同じフロアです。そして次のYKKAPも同じフロア。
ここでは床材やドアを選びます。
床材、ドア・・・選ぶの難しいですね。
これイイと思って合わせてみたらイメージと違う、新しい意見が出るとそっちにしようか、の繰り返しです。ダイケンの前にTOTOでさんざん見て廻ったから疲れたのもあって、途中からなんでも良くなってきました。
でもリビング用に選んだ床材は今でもお気に入りです。まぁ今では大半が息子の為のベビーフロアマットで覆われてて床材がほとんど見えなくなってますが。
YKKAP
TOTO、ダイケンと同じフロアにあるから三社を1日でまわりました。
ここでは窓、玄関ドア、シャッターを選びます。
窓って進化してるんですね。二重ガラスはもはや標準化されてて防音、防寒、結露防止の機能が通常の窓として手に入る。
玄関ドアも進化してて、今や鍵穴に差し込むんじゃなく電子キーが当たり前なんですか。
ウチのは普通の金属キー、開閉ボタンのある車で使うようなスティックキー、持ってるだけで開閉出来るカードキーと薄くて小さいシールキーの四種類のキーがあります。今は使い勝手のいいスティックキーしか使ってないんですよね。他のキー、特にシールキーって使う事あるんだろうかと思います。携帯とかに貼って使うようですが、携帯変えたらシールもサヨウサラってことなんですよね。一度はがしたら粘着力なくなりそうだし。
そして、シャッター。
買ってしまいましたよ、電動のカッコいいヤツを。
もちろん手動のシャッターは標準でついてます。わざわざ追加費用を払わなくてもイイんだけど買っちまった。ぼぼ一目惚れでだったんでしょうね。(他人事)
シャッターを開ける時はボタン一つで「ババババババババ」ってなって「シャラシャシャシャシャ」、最後は控え目の「ブン」です。閉めるときも「シャラシャシャシャシャ」ってなって「ババババババババ」、最後は小さく「ムギッ」です。
値段はそれなりにしますがどうですか、かっこいいからオススメです。
ちなみに僕はこの三社を1日で周ったけど、オススメしません。
かなり疲れて最後の方は思考力がなくなったし、そもそも一気に多くを見てもそれを一気に決めることは出来ないです。
スケジュールに余裕があればだけど、一社一社ゆっくり丁寧に時間かけて見ていったほうがいいですよ。
リクシル
箕面にあるリクシルのショールームには門扉、門柱、表札などを見に行きました。
もちろん標準で機能門柱(表札、インターホン、ポストが一体化した柱)は付いてますが、正直ショボいんです。なので追加費用をかけて替えたかったのと、家に門を付けようかとこの時期は考えてたので見に行ったわけです。
門扉、高いです。
門扉だけじゃなく門扉に合わせて門柱や柵なども付けていかないとおかしなことになるので、良いと思った門扉の多くはちょっと手がでませんでした。そして、予算の都合上門扉は諦めました。他にもっと必要なやつがあってお金かかるし。
門柱は紆余曲折ありました。
僕は表札にこだわり、陶器かガラス製で漢字とローマ字の併記、ライトで明るく照らしたかったんです。だから標準のより大きくなるし、ライトの付けれる門柱が必要です。
妻はインターホンの位置が玄関ではなくポーチから階段を下った位置に、つまり門扉を設ける位置じゃないと絶対にイヤだったんですね。
ポストは機能門柱に付けるような標準で用意されたものじゃなくて、単独タイプの黄色いポストが希望でした。
ただこれらの希望を予算内で全て叶える事は難しい。
結局表札は玄関ドア横の電灯下にし、インターホンは妻の希望の位置に。
ポストは単独配置すると狭い場所に門柱とポストの柱が2つ立つことになりカッコ悪いから、インターホンの下に別注のポストを付けることで落ち着きました。
これらは家の中で一番最初に目に入る所なのでちょっとこだわりたいところ、だから結構迷うんです。
サンゲツ
次はハービスOSAKAのサンゲツショールームで壁紙(クロス)を見ます。
本当に迷います。勘弁してほしいです。
種類がかなり多いし、特に真っ白な壁紙は違いがわからない。迷った時そうです、妻に必殺丸投げです。
正直ここのショールームは疲れたな。
ちゃんとしたベビールームがないので、赤ちゃんを連れて行くには不向きです。連れて行く場合は、チャチャッと決めれるよう事前に予習やイメージを固めて時間短縮で臨みましょう。
また、僕たちが行った時は人が多かったのかゆっくりと座って考えれるスペースが少なく、なんとなく席の争奪戦になりました。
それと、閉店間際には結構急かされた感じがしました。閉店時間に厳しいのでしょうか。
すみませんね、ダラダラと何も決めれなくて。閉店時間は17時と早いから早めに行かないとちゃんと見れないです。
気になった壁紙は20枚程度なら10センチ四方ほどのサンプルを持ち帰る事が出来ますよ。それを持ち帰って家で検討するんです。
以上が家のインテリア、エクステリアを選択するために用意されたメーカーのショールームです。
見て廻るのは楽しいですがなかなかの労力です。
おわり。