結婚式と新婚旅行を兼ねて、タヒチに行ったけどいろいろと面白かったから書いとこうかな。の続き。
今回は旅行前の準備と出発まで。
まずは旅行会社でリゾートウェディングのプランを決めなくちゃいけません。
そもそもタヒチ以外にパラオ、ニューカレドニアが候補にあがってたんだけど、パラオはグアム経由でアメリカの航空会社の飛行機に乗らなくては行けなかったんですが、当時のアメリカはテロと揉めてる最中、いつ飛行機をボカンッ!といかれるかわからない。だから、消えました。
ニューカレドニアは、リーズナブルで時差もほぼなく楽しそうだったんですが、旅行は6月で南半球は冬。しかもその時期は雨季なんだとか。
南の国の暖かい所に行きたかったので、中途半端に暖かくて雨がもりもり降るのはダメ、消えました。
で残ったのがタヒチって訳です。
行きたい場所が大体決まったら、出発日や結婚式の日、アクティビティの選択などの詳細を決めていきます。
ここらへんはほぼ妻に決めてもらいましたが、帰国が日曜日、つまり次の日から仕事になるのは勘弁してもらいました。
旅行の日程が決まれば結婚式の衣装選びです。衣装を貸してくれる会社を見つけて下さい。
僕、というか新郎側は衣装選びと衣装合わせを同日で終わりましたが、新婦側のウェディングドレスは色々なタイプやバリエーションがあるし、現地でそのドレスが用意可能か、逆に現地には用意可能だけど今は現物がなくパンフレットでしか見れない。などがあるので衣装選びで半日、そして違う日に夫婦揃って衣装合わせ、の半日から一日作業です。
この衣装、自分好みのものを選ぶと結構なお値段になると思います。
カッコいいタキシードや、きれいな今ドキのドレスになればなるほど、通常はレンタル料が高くなる仕組み。
安く借りれるヤツもありますが、これで良いって人はあまりいないでしょ。
なんか日本に渡来して間もない頃のウェディングドレスような。
逆に、これ着て白黒写真撮ったらおもろいかも、と思うような。
僕はそれを見た時、母ちゃんの結婚式の写真を思い出しました。
なので結局は数万円から十数万円を追加で払って、それなりにイカした衣装を借りることになります。
僕たちは二人で24万円くらいになりました。今考えたらすごい額ですね。24万円でもあれば今欲しいソファーとか食器棚が余裕で買えます。両方買える。
今思うことは、ちょっと手間にはなるけど、中古のウェディングドレスを一万円や二万円とかで手に入れるんです。いっぱい探せばたぶん見つかる時代です。
中古で好みのものを見つけて買い、それを自分達で頑張って現地まで持って行けば、かなり費用の節約になったんじゃないかな。
また、旅行会社と連携してる衣装会社じゃなくて、独自でレンタルするってのもありと思います。
これまた現地まで持っていくことになるかもしれませんが、たぶんこの方が好みのものは多いと思うし、値段的な面でも納得いくまで探せます。
えーと、すみません。
服や機内グッズ、旅行グッズを買いにいくなど、準備については他に色々とやる事がありますが、あまりミのない話を長々と書くことになりそうなので、ここでやめます。
旅行の準備とか持っていくリスト的なものって、他の経験豊富なサイトの人たちが細かく丁寧に書いてくれてると思います。
そちらを参考にしてみてみてみ。
はい、放棄ですね。
旅行記を優先したいので先を急ぎます。
あ、
やめる前に絶対に持って行ったほうが良いものを一つだけ言いたい。
それは、醤油せんべいです。
それもすごく濃いコゲ茶色のおせんべい。↓こんな感じの↓
我々日本人にとってなくてはならないのが、お醤油とおせんべいだということは皆さん知っていると思いますが、それが一緒になった醤油せんべいは、必要になる局面が絶対にあります。絶対にな。
すごく助かったのでこれだけオススメします。
ということで時は進んで、出発日当日
朝08時00分伊丹発の成田行きに乗るため、当日は早起きでした。
家から伊丹空港までは45分くらい。
伊丹空港に7時前の到着を目指して電車に乗りました。
昇りたてホヤホヤの朝日を、久しぶりに拝ませてもらいましたよ。
チュンチュンチュンチュンうっせーぞ!
眠いよー。
でも早めに行って良かったです。
何故か搭乗手続きには人がいっぱいで、結局カフェで茶を飲む余裕もなく。
朝御飯のサンドイッチだけ急いで買って飛び乗り、約1時間20分後に成田空港到着!!
ここから恐怖の7時間待ち。
タヒチのパペーテ行きが16時15分発。(下から7番目のやつ)
只今9時半頃。
7時間待ち…
ナナジカンマチ?
「ナナジカンマチ」とはなんですかね。
初めて聞く日本語なので、僕にとっては未知の領域という事だけは確かなようです。
酒々井のアウトレット、余裕で行けるだろ。
一瞬本気で行こうかと思いました。
それとも近くのお寺巡りでもしようか。。。これは今考えたヤツです。
とりあえずヘタレなのでリスクを背負いたくない。アウトレットはあきらめて空港内の土産物屋さんなどをぶらぶらし、少し早い昼飯を食べて、またぶらぶらしてコーヒー飲んでやっと12時。コーヒー、飲み過ぎて気持ち悪くなってきた。
正直、その後どーやって時間をつぶしたのか覚えてません。
タバコを20本くらい吸ったんでしょうか。
昼飯すら何食ったのか覚えてません。
あ、思い出した。うどんと親子丼です。
美味しかったです。
そうこうしてる間に、やっと出発の二時間前になったので搭乗手続き(チェックイン)に向かったんですが、他の皆さんも暇だったんでしょうか、既に30~40人程の列が出来とりました。
チェックインが終わってセキュリティチェック。
これまでの待ち時間が長かったのもあって、待ちに待った次の展開、セキュリティチェックゲートに勢い良く向かいました。
勢いが良すぎたせいか、1回目はポケットのライター、2回目は小銭入れで見事に引っ掛かりました。
チェッカーの人達は「何やってんだこいつ、かわいいやつだな」と思った事でしょう。
でも後ろに並んでた人はハラワタが煮えくり返ってたかもしせません。いや、煮えたぎってたと思います。すんませんね。
やっとの思いでゲートを攻略し、出国審査を難なく通過、免税店ゾーンに突入することができました。
免税店、楽しいですねー。
タバコとかお酒がビックリする値段で手に入る。
でも酒とか重いものは荷物になるし多くは買えません。
帰国の時は免税店に入れないから半分程は買うのあきらめたんですが、これおかしいですよね。
なんで帰りは免税店の利用が出来ないのか。
見直してほしいものです。
買い物が済んだ後、
休憩しようと搭乗口の近くまで進んでた時に、妻の携帯に見知らぬ番号から着信がありました。
「今どこにいますか?帰りのチケット(引き換え券ですが)、まだ受け取ってませんよね。」
一応ツアーなので、チェックインの時には事前に指定された場所に行って、ツアーの人から帰りの便の引き換え券をもらわないといけなかったんです。
すっかりぽっくり忘れてました。
帰りのチケット無しに旅に出る…。しかもお金払ってるのに。
もし、あらためて買ったらいくらするんだろ。と今調べてみたところ、一人19万円はするみたいです。 二人で40万前後。
季節によってはもっともっとします。最低40万前後と言い直します。
楽しいはずの旅行を暗転させるには十分過ぎるほどの失態をするところでした。
親切にツアーの担当者さんが搭乗ゲート近くまで届けてくれました。ありがたい事です。
このご恩、なるべく一生忘れません。
さて、搭乗前にトイレを済まし、僕達とその他の人たちを乗せてタヒチまで安全に運んでくれる飛行機、「タヒチ・ヌイ」号と対面です。
かっこいいですね。頭が隠れてます。
飛行時間は約11時間半、それじゃ6日8泊の旅にいってきます。
(日本 6日16時15分 / タヒチ 5日21時15分)
つづく