夫の出産準備と出産前の心得

妻の出産を控え、夫はその妻のフォローも仕事もしつつ、出産前事前準備と心構えが必要です。
特に初産の場合はイロイロと初めての事尽くしなので、夫婦で協力し合って乗り越えることになります。

 

妻の入院グッズの場所把握

妻がいざ入院となった場合、夫が妻の入院グッズを運ぶケースが多いと思います。
夫婦間で入院グッズをどこにまとめるのか、妻がまとめてくれているのであればどこにあるのか、何を持ってきてほしいのかなどを事前に連携し合いましょう。

産気づいて病院に行った後ではなかなか難しいと思いますので。

 

陣痛連絡アプリの導入

今は、夫や家族に陣痛が来たことを知らせるスマホのアプリが色々ありますね。これがあれば妻に陣痛が来た時は即連携出来ます。
今は便利ですね。昔はどうしてたんでしょうか。身近な人達に今度聞いてみよ。

で、我が家では『陣痛きたかも』というスマホのアプリを使ってます。
妻から「陣痛きたよー」という発信は、妻がアプリをワンタッチすれば、夫や親など連絡先として登録した人のスマホに通知されます。そして、陣痛が来た日時や間隔も把握できるんです。

念の為、ちゃんと連携できるかを事前にテストしておきましょう。

 

勤務先へ事前に連絡とお断り

出産の立ち合いを希望されてる人や出産後に妻が里帰りをする人も多いと思います。そうなると勤務先には休暇や半休をもらわなければなりません。
それが2日程度の人もいれば、先日「慶弔休暇?夫の出産休暇は必要ですよ」という記事で書いたように3~5日程必要な人もいるでしょう。
(あ、これは分娩前後だけではなく、退院後数日までを考えた日数ですけどね。)

ただ、休暇や半休が必要な日や日数を正確に予測することは難しいですよね。
唐突に当日や前日に休まなければ、となることがどうしても多いと思いますので、あらかじめ勤務先には出産予定日とその付近では突発的に何日か休暇や早退しなければならないという事を伝えておいた方が良いです。

またそれとは別に、自分自身の業務もなるべく前倒しで処理するなど、少しでも自分が休暇をとる事による影響の緩和は考えた方が良いですね。
周りの人の為にも自分の為にも。

 

 

分娩予定の病院の連絡先

これは当然の事とは思いますが、分娩予定の病院の連絡先は把握しておきましょう。産気づいてから病院に電話で連絡するのは、妻本人が望ましいと思います。
妻が直接電話するほうが、状況を正確に伝えることが出来ます。妻以外の人が電話すると伝言ゲームになり、状況が正確に伝わらない可能性があるので。

万が一を想定し、夫自身の携帯電話にも連絡先を登録しておくに越したことはありません。

 

陣痛タクシーの連絡先

陣痛タクシーってご存知ですか?
普通、責任を負えないという理由などで、産気づいた妊婦を乗せたがらないタクシーが多いようです。それはそうですよね。何かあって対処に自信がない場合は、どうしても敬遠してしまう気持ちはわかります。
そんな中で、切迫した状況を助けてくれる、陣痛が始まった妊婦の為に駆けつけてくれるタクシー、それが陣痛タクシーです。
分娩予定の病院まで迅速かつ慎重に運んでくれるんです。

我が家も2社確保し、要請先の電話番号も控えてます。夫不在時に妻が産気づいた時や、車が何らかの理由で運転できない時、車がない人等は非常に助かるタクシーです。
是非一社は確保しておき、夫の携帯電話にも必ず連絡先を登録しておきましょう。

 

禁酒

妻がいざ産気づいたときに頼りになるのが、夫の機動力と行動力です。ただその夫がお酒を飲んでいたら、車の運転も出来ず正確な行動すら出来ないかもしれません。
毎日お酒を飲む人でも出産に備えて、出産予定日の数日前~10日前には禁酒をし、いざという時にちゃんとした行動や判断が出来るようにしておきたいです。

(僕は毎日飲む側の人間でして、出産1日前まで相変わらず飲んでました。煩悩の塊が偉そうな事を言って、なんかすみませんね)

 

腹を決める

イロイロと書きましたが、最たるものはこれかもしれません。100%精神論!!

妻は今からすごく大きな仕事をします。でも不安いっぱいです。特に初産の場合は初めての事が多すぎて不安だらけです。
実は夫も同じように不安ですよね。でも、腹をくくってドンッと構えた方がいいと思うんです。
産気づいた時から出産までの間の妻の不安を凌駕する気持ち、俺に任せろってやつです。

その存在感や自信の源泉は、出産前後のあらゆる事を勉強し、夫婦間でその瞬間のことをイッパイ話し合い、その状況になった場合のシミュレーションを、1人の時にイッパイする事だと思ってます。

 

上記以外にも、出産時に連絡する人達だとか、諸々の手続き等まだまだイッパイありますが、チョットメンドクサク・・・いや、言いたかった事を優先的に挙げてみました。

出産は妻の仕事ではなく、夫婦の仕事です。

 

おわり。

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