出産後の手続きは貴重な休日に要領よく

無事に我が子が誕生しても、出産に関わる各種手続きがあるので、親としてはすぐにはホッと出来ません。もう一息です。

手続き毎に、用意しなくてはならないものがあり僕自身混乱した部分もあったので、当時は自分の為に手続き順をまとめました。これから子が誕生する予定の方の参考になれば良いと思い、今回はその内容を書いていこうと思います。
以下、実際に僕が行った手続き順です。

 

出生証明書の受領

普通、退院時に病院側が出生届に出生証明を書いたものをもらえると思います。
つまり、出生届け自体を役所にとりに行かなくても、病院側で用意しているのでもらえることが多いです。
残念ながらもらえない場合は事前に役所に取りに行くなどで自分で準備が必要です。事前に病院へ「出生届けは用意してもらえますか?」と確認してみてください。

 

出生届の提出

手続きという意味で一番大事なのはこれですね。この届け出の時に改めて「子が生まれた」「家族が増えた」という実感が沸きます。
生まれた日から14日以内に役所へ届け出る必要があります。遅れても当然受け取ってもらえるようですが、過料(罰金ですね)をくらうケースもあるとのことなので、期限厳守が良いです。
出生届の書類は、窓口に行く前に書ける部分は書いておきましょう。そして、事前に書いた出生届けの写真を記念に撮っておきましょう。
僕は事前に書いて届け出ましたよ。7ヶ所くらい訂正されましたが。

子の名前については間違いがあるといけないということで、その場で職員の方が名前専用の辞書を持ち出して一緒に一字一字確認作業を行いました。
手続き自体は簡単ですが、審査や確認(データベースに登録して他部署と連携作業とかをしてるのかな?)などで30分から1時間ほど待ち時間があると思います。気長に待ちましょう。

手続きに必要なもの
印鑑、医師の証明がある出生届、母子手帳

 

児童手当

出生届が無事受理されたら次は児童手当の申請です。これも生まれた日から15日以内なので、出生届と同じタイミングで片付けましょう。
児童手当は手続きが遅れると遡って請求することができず、損をすることになるので注意して下さい。
この手続きが完了すれば、おむつ代やミルク代に充てることができます。知り合いはこの額をそのまま学資保険に充ててるとか。

手続きに必要なもの
振込を希望する銀行のキャッシュカードまたは通帳、印鑑、親の健康保険証、マイナンバー

 

健康保険の加入

国民健康保険加入者のみ必要な手続きです。子を健康保険に加入させます。
国民健康保険以外の方は役所で個別に手続きすることはありませんのでこの手順は不要です。
ただ、国民健康保険も各健康保険組合も、子の健康保険への加入が済んでいないと下記の乳幼児等医療費受給者証の発行が出来ませんので、どちらにしても先に済ませましょう。
以下の「手続きに必要なもの」は国民健康保険について書いてます。会社勤めの方は各健康保険組合に確認して下さい。

手続きに必要なもの
印鑑、母子手帳、親の健康保険証

 

出産一時金の申請

直接支払制度を使用しなかった場合は手続きが必要です。
我が家は直接支払制度を利用しなかったので健康保険と同じタイミングで手続きをしてもらいました。
直接支払制度を選択(※)した方が別途手続きする必要がなく便利なんですが、うちはクレジットカードで支払ったほうがポイントの分が得になるので、直接支払制度を利用しませんでした。
ポイントで5000円超お得になるので、これだけでおむつ1~2か月分ゲット~

※直接支払制度ができない病院もありますので注意して下さい。ちなみに直接支払制度とは出産一時金でもらえる金額を分娩請求額に自動的に盛り込んでもらえる制度です。なので、退院時の分娩費用請求額、つまり窓口で実際に支払う額が「分娩費用総額 - 出産一時金」となります。
(例 : 分娩費用総額432000円 - 出産一時金420000円=窓口支払額12000円)

手続きに必要なもの
上記+ 直接支払制度代理契約に関する合意文書、扱う銀行のキャッシュカードまたは通帳、出産費用の領収書、マイナンバー

 

乳幼児等医療費受給者証の申請

これは、子供の医療にかかる費用を無料もしくは補助してくれる素晴らしいモノなんですが、各自治体により若干内容が異なるようですので、念のため各自治体に確認して下さい。子の健康保険証があれば手続きが可能なので、加入後はすぐに手続きしたほうがいいです。いつなんどき病院にかかるとは限らないので。

手続きに必要なもの
子の健康保険証、印鑑

 

医療保険会社への連絡と手続き

帝王切開や、なんらかの理由で入院期間が延びた方は忘れず連絡しましょう。まぁその為に保険料を払っているはずですので忘れることはないと思いますが。
我が家は(緊急)帝王切開だったので保険会社へ連絡しました。元々帝王切開を希望してた、というかどちらにしても確率的にはあり得る気がしてた妻が、保険に入ってくれてました。
「帝王切開を希望したのですが、病院に断られました。」や「結局、帝王切開でした。やっぱ高齢出産は大変と思いますよ。」でも書いたように、高齢出産に臨まれる方の場合は保険を検討してみてもいいかもしれませんね。ただし、あくまでも自己判断でお願いします。「うち、帝王切開じゃなかったわよ」と言われても「おめでとうございます」としか言えませんので。

手続きに必要なもの
保険証書(的なもの)、病院の領収書や入院した事がわかる医療明細、保険会社の連絡先

妻が里帰りしていたり、子の面倒でいっぱいいっぱいの時は夫が手続きをすることになります。上記の手続きは普通に一日、いや正味2~3時間で消化できる事なので、仕事の合間やうまいこと休みをとって効率よく進めていきましょう。

 

おわり。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*